来月の応用クラスでレッスンするガトーマルジョレーヌ。
NHKの連続テレビ小説「まれ」にも登場していたケーキですね。
番組を見られていた方はすぐ反応されてましたね。私も大好きなケーキです。
フランスの伝統的なお菓子ですが歴史や由来など気になって調べてみました。
ガトーマルジョレーヌは、20世紀を代表する料理人フェルナン・ポワン氏(故人)が
考案したスペシャリテの一つで、「世界で一番美味しいデザート」とまで称されました。
1930年代、「美食の都」と呼ばれるフランス第二の都市リヨン近郊の町ヴィエンヌに
30年以上もの間 ミシュラン三ツ星を守り続けたレストラン「ラ・ピラミッド」があります。
そのお店のオーナーシェフであるポワン氏は「料理の神様」といわれ世界中の料理人や
美食家たちから尊敬され名声を博しました。ポール・ボキューズやトロワグロ兄弟、
アラン・シャペルなど今日のトップシェフたちは皆ポワン氏のもとで修行しました。
ポワン氏が亡くなったあとも夫人が三ツ星を30年維持し続けた伝説的なレストランとして
ポワン氏が亡くなったあとも夫人が三ツ星を30年維持し続けた伝説的なレストランとして
語り継がれています。今は経営が代わり、ガトーマルジョレーヌは作られなくなったので
「幻のデザート」になってしまったそうです。
レッスンでは家庭でも作りやすいようにアレンジしていますが、ヘーゼルナッツとアーモンドで
作るフォンドシュクセというメレンゲベースの生地に、チョコレートガナッシュ、プラリネクリーム
コクのある生クリームを組み合わせて四種の層が調和した味わい深いケーキに仕上げます。
プラリネはヘーゼルナッツとアーモンドのホールを使って手作りします。
以前にパリ・ブレストのレッスンでもご紹介しましたが、出来立てのプラリネはやっぱりおいしい♪
自家製は新鮮で風味が最高によいので、ひと手間かける甲斐があると思います。
ナッツとチョコレートを使ったお菓子は寒くなってくるこの季節にピッタリですね☆
食後のデザートはもちろん、ティータイムにもオススメです。
レッスンをお申し込みの生徒さん、どうぞお楽しみに!
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