来月の基礎メニュー「エクレール・カフェ」をご紹介します。
最近のエクレアは従来のチョコレートやコーヒーだけではなく
キャラメルとか抹茶など様々なバリエーションがありますよね。
今回はスタンダードにコーヒー風味のエクレアをレッスンします。
サクッと香ばしく焼き上げたエクレア生地に、コーヒー風味の
クレーム・パティシエールをぎっしりと詰め込み、コーヒー風味の
艶やかなフォンダンをかけました。
エクレアの意味はフランス語で稲妻のことですが
名前の由来を調べてみると、いくつかの説がありました。
焼き上げたシュー生地に稲妻のような
亀裂が入ったことから名付けられたとか
表面に施したフォンダンやチョコレートが
稲妻のようにピカッと光るためだとか
「稲妻のようにサッと素早く食べるべし」
という意味もあり、さもないと中のクリームが
こぼれてしまうからだとか。
エクレアの語源になったであろう稲妻のような亀裂は
なるべく入らないように私なりの工夫をしています。
表面に割れ目が多いと、エクレアの形が雲のようにモコモコとした
感じになり、自分の理想のフォルムに近付けないからです。
シュークリームにするなら、しっかりと膨らめばOKなのですが
エクレアは真っ直ぐでシャープな姿を目指しているので
そのフォルムにこだわると、本当に難しいです。
それと表面に凹凸があると、フォンダンをかけたときに
均一な厚みにならず分厚いところができてしまいます。
見た目もツヤツヤとキレイなフォンダンですが、扱いには
ちょっとしたコツがいります。味のアクセントとしても重要で、
フォンダンが多いとすごく甘くなるので適量が肝心なんですね。
実は、モコモコと膨らみ過ぎた雲型エクレアが気に入らなくて
とりあえずは冷凍してあるのですが・・・
まるでコッペパンのようにずんぐりと太っちょなエクレアの皮が
大量にあるけれど、どうやって消費しようか?と悩み中です(笑)
シュークリームと比べて色々と難しいですが
おいしく出来上がりましたのでどうぞお楽しみに♪
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