６月最後のレッスン

この週末は基礎＆応用メニューのどちらも、
最終回のレッスンになりました。

まずは午前のクラスから♪
基礎メニュー「フロマージュ・キュイ」のレッスンでしたが、
今回もとっても美味しそうに焼きあがりました♪

元々は何年も前に開発の仕事に携わったときの商品で、
デパ地下での販売実績のあるチーズケーキです。
今回は、そのままのレシピを使うのは色々と問題になると
いけないので、その当時のレシピをさらにグレードアップさせて
ご家庭でも作りやすく、そしてより美味しくなるよう色々と改良しました。

その成果なのか、生徒さんたちには「濃厚なのにあっさり食べられますね。」
「コクがあるのに重たくないですね」など、チーズの味は「濃い」のに
くどさがない♪と大変ご好評いただきました。

このケーキのおかげなのか？体験レッスンでお越しいただいた生徒さん
の中にも、即次回のご予約を承った方がお二人も！本当に嬉しい限りです。
ただ、ケーキは嗜好品ということで、全ての方のお口に合うとは限りませんので
１０人中８人が美味しいと言ってくれたら、まずは良しとしなければ...
と、常々思うようにしています。

レッスンでは、良質な二種類のチーズや数種の乳製品をしっかりと
使っているので、このままで市販するには原価が合わないだろうと思います（笑）
当時はどうしてもある程度のお値打ち感が必要でしたから、
材料も自分の教室の方がいいもの使ってますョ（笑）

市販のチーズケーキには、コストを抑えるために
チーズに様々なものが添加されている「純粋なチーズの代替製品」を使用したり
フレーバーで香りを補ったものも多く見られます。

きちんと本物の材料を使用して、香料も無しで作られたものよりも
かえって、もっとチーズらしい味のするチーズケーキも少なくありません。
そういった人工的な風味に慣れてしまうと、本物の素材で作られた
繊細な味わいを、自分の舌では感じられにくくなってしまうのでは...と心配になります。

ということで。。。
お菓子を手作りするということは、楽しさや美味しさ、安全性の他にも
日頃から繊細な味覚を養うという、とても意義のあることなかな...。
と最近になって改めて実感しています。ちょっと強引？

あっ、ついつい、チーズケーキについて長々と語ってしまいました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
午後のクラスの様子は、また次回の更新時にでも...


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