来月の基礎メニュー「ウィークエンド・シトロン」です。
デコレーションは無い場合がほとんどのようですが、
仕上げにレモンのコンフィとピスタチオをトッピングして
金箔をあしらい、少しおめかししてみました♪
簡単に言うと、レモンのパウンドケーキなのですが
配合は一般的なパウンドケーキとはちょっと違っています。
焼き菓子ですけれど、夏向きにさっぱりといただけるようにレシピを工夫しています。
ウィークエンドといえば、仕上げに塗ったアプリコットジャムとグラス・ア・ローが
味や食感のアクセントになっていて、そこがとても美味だと思うので
スリムなタイプのパウンド型で焼くことにしました。
その方が、カットしたときに表面と中のしっとりとした部分とのバランスがよいかなぁと♪
もちろん、通常のパウンド型でも焼いていただけますのでご安心くださいね。
その場合は、表面のパリッとした部分に対して、しっとり部分の比率が高く仕上がります。
グラス・ア・ローとは粉砂糖で作る糖衣のことですが、
薄く塗って乾かすと、まるでくもり硝子の被膜が張ったような光沢が出てキレイなんですよ。
厚塗りになると甘さが強くなってしまうので、薄くムラ無くコーティングするのがポイント。
そのコツもレッスンでお伝えしたいと思います。
グラス・ア・ローは、暑さや湿度などに弱くベタ付きやすいのですが
色々と試作を重ね、比較的溶けにくいレシピに落ち着きました。
今まで作ってみたけれど、グラスが溶けてベタベタになってしまった!
というご経験のある方は、どうぞ楽しみにしていてください♪
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